「か……かわいい」
小野寺は顔を赤く染めて思わず呟いてしまった。
「ならよかった」
玄関の壁に寄りかかりながら高野は小さく呟く。
 
「そういうことだから、少しの間だけ頼んでいいか？」

お待たせいたしました。ようやく公開が始まりましたので行って来ましたよ。
ペアチケットでばっちり２回！！！寂しいなんて気にしない！

それではまずトリチアの感想からwwww
もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああ画面に映ってる！！！大スクリーンに羽鳥と千秋があああああああ！！
始まった途端覚悟をしていたはずなのにうっすら涙出てくるし、感情がぐちゃぐちゃになってひたすら心の中で叫んでいました......！！
感想ですね、そう感想。
羽鳥が家に帰る場面から始まって、イケメンって知っていたはずなのにあまりの作画の良さに惚れ直してしまうほどでした。ほんっっっとかっこよかった！
そうなんです作画です、みなさんお気づきですか？
今までセカコイで、しかもトリチア回であんなに作画が良い回があったでしょうか.......。
免疫無さ過ぎて、うおおおおおおおめっちゃ綺麗ええええええええええ！！？？ってなりました。
というか羽鳥にとってバレンタインは「千秋にチョコを作ってあげる日」になってるんですねwww　トリチアらしい。
「トリのチョコうまい、うまいよ。マジうまい、また作って！」
泣きながら言う千秋がかわいい！
家に帰ると、てかあれは千秋の家？羽鳥の家？
外見は見たこと無い感じだってから羽鳥家かな？
もう焦る千秋かわいいし、必死に台所で洗ってる姿も特にお尻がかわいかった！
なんかコメディータッチ？というかかわいく描かれてて良かったですよね。
ぬるぬる動くというか、目もかわいかった。
嘘つくの苦手なくせに必死に言い訳するけど、最後は千秋らしくちゃんと「トリのためにチョコ作ったんだよ！！」って言えるところがまたかわいい。
羽鳥すごい喜んでましたよね。
「チョコ.........レイ....ト？」って感じでしたけど。
そのシーンの頬杖ついている千秋に吐血寸前でした........。
何あれ３０歳なのになにあのかわいさあああああああああ！！
でもそこで「優にもあげたんだけど」って言っちゃう千秋wwwwww
優も感想が「チョコだったよ」ってのも地味に笑っちゃいました。
首ねっこ掴まれて寝室までつれていかれるときの指ぴんってした仕草も良かった！
「なんでお前はすぐベッドに連れて行くんだよ」って！！！毎回お仕置きばっかなんですね！！

確かに時間としては短かったけど、威力としてはすごかったです。
むしろ本編並みにトリチアだったら酸欠やらなんかいろいろでたぶん私死んでます。
良いトリチアでした！
春菊さんすばらしすぎますよ！最高です！


つづいて雪木佐感想。
列なが！！！！！
バレンタインは売上あがるってすごいですね王子様効果wwww
作画が綺麗な上、雪名のあのキラッキラ.....。まぶしいッス。
雪名の女の子のチョコの断り方が優しいですよね。
言葉もそうですけど、前野さんの声とトーンがすばらしいと思います。
あれじゃあ女の子達も断られてもまた追いかけちゃいますよ。
本編でもそうでしたけど雪名が女の子としゃべっているとき木佐さんって絶対１歩以上下がって顔をそらすじゃないですか。
怒るわけでもない、だけど悲しむというより、邪魔しちゃいけないって感じな気がするんですよね。
相変わらず自信がないというか、そんな木佐さんも好きなんですけどね。
まさかの雪名がチョコ作ってきたwwwww
美大生のチョコめっちゃ見たい！！絶対すごいこってますって。
「作るの楽しかったです！」って言ってて無邪気な雪名かわええええ！
でももらっておどおどする木佐さんもかわえええええええ！
そして雪名のあの笑顔！まぶしい！！
「顔好き....顔好き.......」
このシーンは笑いましたwww
木佐さんだだもれですwwやっぱ顔は好きなんですね。
そしてまさかの木佐さんからのキス！！
てか身長差が終始やばかった！！結構違うんですね！
「やっぱ今日俺ん家泊まって下さい」
もろ誘う雪名最高です。あの時の木佐さんの顔が原作っぽくてまた良かったですね！


つづいて高律感想。
エメ編はバレンタインはチョコだらけになりそうですよねwwww
久しぶりの高野さんの声、めっちゃ美声やわーーー。
最近小西さんのはっちゃけた声ばっか聞いていたのでドキッとしてしまいました。
やっぱチョコもらう高野さんを気にしちゃうんですよね律っちゃん。
ツンデレかわいい！！
相変わらずお弁当生活だけどwwww
でも、１番びっくりしました。
カレー作れるんだね！！！！！
いやバカにしてないですよ！ただあまりに生活力が無いイメージだったんで。
千秋はカレーも作れない気がするな.......。
絶対律っちゃんからのメールもらったとき高野さん内心ガッツポーズでにやにやしながら家に向かってそうですよね。
でもまさかのカレー２０人分wwww（１０人だっけ......？）
２人で一緒に食べている姿がもはや夫婦。結婚しろ！
チョコどうするんだろうなーって思っていたらまさかのカレーチョコ！！
あたふたして声裏返っちゃう律っちゃんてらかわいい！
あまりにも言い訳するから高野さんちょっとキレるしwww
高律はこう不意打ちに後ろとかからキスするのが良いですよね。
「バーーカ」
ああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！
かっこいいいいいいいいいいいいいいいい
「鍋ごとあげるから帰ってください」
どこまでもツンデレwwwww
いやーーかわいかった。
もはやかわいいとしか言ってない気がしますが、それしか言えないwww

ここで喜多修平さんの「世界がキミと出会うまで」が流れてうわああああああああああああ！！
イラストかわいい！！
桐横大人っぽい！
トリチアああああああああああああああああああああああああああああああ
いやあああああああああああああああああああああ
かわいい！！！！！
千秋がああああああああ
木佐さんティンクル似合う！！！
高律うううううううううううううう！

なんかEDでますますテンション上げさせられ、映画が終わってしまい、この気持ちどこにぶつければいいんですか！！！？？？？っていう終わり方でしたね。
普通映画ってしっとりというか、もし「優しい軌跡」で終わっていたらそれはそれで泣いていたけど、ある意味すごい終わらせ方だなって思いました。
いやーーいい歌ですね。盛り上がりますし！
 
 順番おかしくてすみません、つづいて桐横の感想。
CMでも桐嶋さんの声をずっと出さなかったからドキドキでした。
正直、第一声目は「あれ.....？」ってなりました。
でも見ていくうちに、「あ.....桐嶋さんだ」ってなっていきましたね。２回目は違和感なんて一瞬も感じませんでした。
あとちょっと原作の絵の方がもう少し大人っぽく描かれていた気がするんですが、映画では若めに見えましたね。
ああいう天パな感じの髪はとても好きなのでやっぱ桐嶋さんかっこいいですねー！
たばこ吸っている姿が妙にエロいwwww
内容は。
最初横澤さんまっぱじゃないですか。裸。
桐嶋さんにキレるシーンが「横澤さん見えちゃうよおおおおお！！？？？」ってなっちゃいましたwww
まじぎりぎりでしたよね！動きの作画もすごい良かったです！
小説だともっと横澤さんの心情とかがダイレクトに知れたから、映像だとなんかテンポが速く感じました。まぁ時間もありませんからカットしているところもあるんですけどね。
バーでの階段キスはエロかったです。
というかやっぱセカコイでも純ロマでも１番大人っぽさが似合いますよね。
もちろん余裕が無いときもあったりしますが、井坂さんやウサギさんや羽鳥とかより大人って言葉が１番しっくりきます。
待ちに待った日和ちゃん登場！！
かわえええええええええええええええ
堀江さん声かわいいですよね！！
絵もぱっと目が大きくなったり、首かしげたりちょっとした動きがかわいくてかわいくて....！
でもそのシーンの横澤さんの肩幅wwwww
これはツイッターあたりで誰かが言っていたんですが、このことだったのかな？？
ソラ太が具合が悪くなっちゃった時。
横澤さんのソラ太の覗き方がかわいかったです、ごめんなさい。
そのあとの新婚夫婦wwwww
ひよの髪を結っているシーンがすごい好きです、幸せいっぱい。
コーヒーを飲んで自然に冗談を言っている感じがほんと好きです。いいわーー。
高野さんとの再会。
これからも友人としてずっと繋がっていて欲しいですよね。
夕日の中すごい綺麗に描けているなって思いました。
タバコの火を桐嶋さんがもらうシーン。
だからいちいちエロ過ぎますって！！！！
横澤さんはああやって溜め込んでしまうから、それを聞いてくれる人がいいんですよね。
そして、ラストへ。
横澤さん私服！！かっこいい！！
「やっぱりもう１回言って」のシーンかわいかった！！
逆にキスがあっさりだったのが私はすごい良かったと思います！
横澤さんがホント「受け」に見えましたねwwww
そして優しい軌跡へ.......
なんで喜多さんこんな良い歌なんですか......もう泣きそうでしたよ。

桐横バレンタイン。
改めて、ひよとメールしている横澤さんがかわいくて仕方なかった.....！！
ごめんねって謝るひよに対して「いいよ」の言い方がツボでした。
てかお母さんですねほんとwwww
「仕事で疲労困憊した体に娘の手作りチョコとか、泣くしかないは....」
いや泣いていいっすよ、というか私も泣きたい。ひよちゃん良い子すぎる。
横澤さんもツンデレですよね。
でもそのチョコに愛おしそうに喜ぶ桐嶋さん。
バレンタイン編は本編よりやっぱギャグっぽくかわいくて癒されました。


とりあえず書き終りましたーー。
長いwwwww
映画ってあまり２回見たこと無かったんですけど、十分２回目も楽しんで見れました。
 最初は１番スクリーンですごい画面が大きかったんですよ！！
仕事帰りで人は３人だけだったんですが、大画面でセカコイは最高でした。
DVDどうしましょう。
なんか噂でEDが入ってないって聞いたんですが、それはちょっとショックですね。
でもトリチアはもう１０回は見たい。まじで。

アニメも終わって、映画も終わっちゃったら、次はなんでしょう......？
OVAか、３期か！
まだまだアニメやって欲しいですね。
とにかく、映画世界一初恋　横澤さんの場合。
本当にすばらしかったです！春菊先生、アニメスタッフさん、疲れ様です。
そして、もし長々この感想を読んでくれたお方。
お疲れ様ですwwwwここまで呼んでくれてありがとうございます。

小説もぼちぼち書きたいんですが、もう少しお待ちください。
では改めて、ありがとうございました！！

最初ひよちゃんの声を間違って田村さんって書いちゃってました。ごめんなさい(⌒-⌒; )

kakoさま
こんばんは、拍手ありがとうございます。
なかなかうまく感想書けなくてすいません(⌒-⌒; )
特典のペーパーなどを漫画にまとめて欲しい気持ちとてもよくわかります.....！
私もDVDの特典のトリチアがどうしても読みたいんですけどBlu-ray出ちゃったんですもんね。
そして何より新刊を！早く読みたいですね。

音羽さま
たくさんの拍手ありがとうございます！
応援のお言葉、ほんとうれしいです(*^^*)
律っちゃんかわいいですよねー。まじ天使ですよ。
これからもがんばりたいと思うので、よろしければまた来てやってください。

けいさま
拍手ありがとうございます！
たくさん感想いただけてうれしいです。
優は本当に切ないし、幸せになって欲しいですよね。春菊先生お願いします！
今度は幸せな優の話とか書いてみたくなりました(^.^)

 

人と話すときは相手の目をしっかり見る。
簡単に見えて、それは多くの人がなかなか実行できないでいる。
俺の好きな相手も昔はほとんど目を合わせてはくれなかった。いつも下を向いて、顔を真っ赤にさせて。
当時の俺はなぜそこまで挙動不審な態度をとるのかわからなかったが、今となってはそれが彼の愛情表現の1つと考えても良かった気がする。平静な態度ではいられないほど好きで、好きで、好きで。そんな事知ってしまっていたら、こっちまでおどおどがうつっていただろう。

つまり、何が言いたいかというと。



「げっ......」



なぜあんなかわいかった奴がゴキブリでも見つけた様な顔を俺に向けるのか、ということだ。




＊＊＊＊

そもそも最初からそうだった。
小野寺は俺に会うたび絶対最初は『嫌な顔』をする。そのあとはきまって顔を逸らしてしまう。嫌な顔の程度はさまざまだが、普通に挨拶をしようとした時にその顔を見るとそれなりなヘコむ。
というか社会人として上司にその態度はいかがなものなんだろうか。
まぁ他の人間にそんな顔をしている所を見たことは無いが.....。

過去や今の俺達の関係、俺の態度も少しは原因かもしれないが、普段から笑顔を見せてくれる日はいつくるのやら。


「あの、呼び掛けたと思ったら突然黙りこんで。どうしたんですか？」
そりゃあ急降下したこの気持ちをどうしようか考えてるんだよ。
「あー.......ちょと考え事だ」
「はぁ....？」
「....そうじゃなくて、お前今何か欲しいものないか？」
急な質問に文句の1つでも言われると思っていたが、予想より早く返事は返ってきた。
「休みですね。というか読書する時間」
切実だな。
「もっと物欲ねぇのかよ」
そう言うと小野寺は少し考え込み、半ば諦めたように言葉を放った。
「強いて言えば、高野さんの家と俺の家の間に壁が欲しいですね。おもに入り口の」
「..................そりゃあ、マンション自体リフォームしなくちゃだな」
「ですね」
さっき急降下と言ったが、むしろ急直下に気持ちが落ちていくのをひしひしと感じた。

小野寺との会話はいつもこうだ。

結局聞きたいこともきけないまま、少し頭を下げた小野寺が俺の横を通っていった。その表情は相変わらず見えなかった。




＊＊＊＊

「はぁ.......」
無意識に漏れてしまった溜め息がますます俺の気持ちを沈めていく。
先ほど買った缶コーヒーが手を暖めてくれるが、口に含んでも冷えきった心を暖めてくれることはない。
もう1度深い溜め息。
休憩場には人がいなく、いつもよりだらけた体勢で座った。カチカチと時計の音が響くなか、爪先より先の何も無い床をぼーっと見つめていた。
今さら小野寺の態度にショックを受けるのもおかしな気もするが、1度考え出すと止まらないものだ。
また溜め息が出てしまった時、視界に黒い靴がはいった。
「高野さん、お疲れさまです。珍しく溜め息なんかついてどうしたんですか？」
「羽鳥、帰ってきてたのか」
そこにいたのは作家さんの所に進行確認に行っていた羽鳥芳雪の姿だった。
「はい、ついさっき。少し遠い家の方だったので、歩いたら喉が渇いてしまって」
「お疲れ。何飲む？奢るぞ」
持っていた缶を横に置き立ち上がった。
「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて、コーヒーのブラックで冷たい方をお願いします」
「はいよ」
ガチャンと音をたてて落ちてきた缶を手に取ると、羽鳥に向かって軽く投げた。
「いただきます」
キャッチした羽鳥は椅子に座り缶を開け、中身を飲み始めた。俺も左隣に座る。
「.......ふぅ、それでさっきの溜め息はどうしたんですか？」
「んー.......、なんかわかんなくなってよ」
「何がですか？」
「なぁ羽鳥。.......小野寺って俺の事嫌いだと思うか？」
驚いたというより、予想外な質問をされ少し困ったような表情の羽鳥はゆっくり手に持つ缶コーヒーに視線を変えた。
「そうですね..........、嫌いではないと思いますよ」
「.....その根拠は？」
「そう言われてしまうと難しいですが....」
羽鳥はころころと手の中で缶を転がしながら思い出してように話始めた。
「小野寺って顔に出やすいタイプじゃないですか。だから高野さんと会ったときいつも嫌そうな顔はしてますけど」
傍から見ても嫌そうではあるんだな。
「でもその後の顔ってちゃんと見てますか？」
「後？.......いや、あいつすぐ下向くし、顔背けるし見てねぇ」
「じゃあ次話す時は見てください。きっとそれでわかりますよ」
「？」
少し笑いながらコーヒーを一気に飲み干すと「ごちそうさまでした」と言い休憩室を出ていってしまった。

後の顔ってなんだよ.....。




＊＊＊＊

羽鳥の話を気にしながらも仕事をこなしていき、いつの間にか外は暗くなっていた。
なんとか今日までの仕事を切り上げることができたと一息ついていると「お先に失礼します」という小野寺の声が聞こえた。声をかけようと腰を浮かせるがなぜか声は出ず、目でその後を追うだけになってしまった。
「.........高野さん、いいんですか？」
隣の羽鳥が伺うように声をかけてきた。
「いや......」
どうして小野寺のことだとこんなに臆病なんだろう。いつもみたいに気にせず話しかければいいのに。

あーーー、ほんと......自分にイライラする。

「羽鳥、俺も今日は帰るな」
雑に荷物を鞄に詰め込みいきよいよく立ち上がる。
「お疲れさまです、気をつけて」
他のエメ編メンバーにも声をかけて小野寺を追いかけた。




＊＊＊＊

エレベーターを降り、駅までの道を走る。大の大人が何を必死に走ってるのだろうか。それでもスピードは落とさず腕をふった。
するとすぐに見慣れた頭が目にはいる。
「小野寺！！」
びくっと肩を震わしていきよいよく振り返った。
「ふぇっ、高野さん！？どうしたんですか？会社で何かありましたか？」
「は？いや.....なにも、無いが」
息を整えながら答える。
「じゃあどうして....？」
「一緒に帰りたかっただけじゃダメなのかよ」
「.....何言ってるんですか」
眉間に皺を寄せるといつものような顔をし、そらされてしまった。
またか.....。
でも羽鳥が言っていていた事が本当なら。
高野はそっと距離を縮め小野寺の顔を覗きこんだ。


「.....っっ！」


そこには、まるであの頃にかえったような真っ赤な顔をした小野寺の姿があった。
いつも俺が話しかけると顔を赤くさせ下を向いていた、そう....全く変わらない表情で。
「.............っぶ、はははははは」
「ちょっ、何人の顔見て笑ってんですか！？」
「いやっ、お前があまりにも変わってないから」
「変わってないって？？」
何の話か全くわかっていない様子で、でも笑われているのが恥ずかしいのか上目遣いで睨んできた。
「俺やっぱお前のこと好きだわ」
「はあああ！？外で何言ってるんですか！」
「今言いたかったんだよ、ほら帰るぞ」
とんっと小野寺の背中を押し、先に歩き始めた。
「押さないでください！てか、別に一緒に帰るわけじゃないですからね。ただ方向が同じってだけですから」
「はいはい」

相変わらず素直じゃないし、イラッとするような嫌な顔してくるけど、それも込みで好きになっちゃったんだよな。

まぁそのうちあの頃みたいな無邪気な笑顔を見せてくれるまで、気長に待つさ。





fin