ホントなんでこんな木佐さんはかわいいんでしょうか(真顔
そんな木佐さんが酔っ払っちゃうお話
~木佐翔太の場合~
そんな木佐さんが酔っ払っちゃうお話
~木佐翔太の場合~
ピンポーン
寝る支度を終わらせベットに向かおうしていたある晩、突然チャイムが鳴り響いた。
・・・誰だろう?
木佐さんとは明日会う約束だし、こんな時間に郵便もあり得ないしな・・・。
不思議に思いながらも玄関へと歩き、扉を開けた。
「どちらさ・・・っ!」
「やっほ~ゆきなぁ」
目の前に現れたのは満面の笑みの俺の恋人。
「木佐さん!!え、あ どうして!?だって確か今日は飲み会だって」
「んー?あー、飲み会は今行ってきたんだけどさ~」
「?」
「えへへ、帰る家間違っちゃった」
「っっ!?」
ドジっ娘キタァァァァ!!ちょ、みなさんこの人30歳なんですよ!俺の恋人です!!俺の恋人は天使なんです!!!
「雪名!」
「へ、あ すいません。あまりのかわいさにリアルにはぁはぁしてしまいました」
「・・・へへ、雪名かわいー」
かわいいのはあなたですよ!!
「えっと、じゃあ今日は泊まってきますか?」
「んー・・・帰る」
え?
今・・・なんて。
「えっと なんで・・・?」
「だって、約束は明日だろ。だからそれまでが・ま・ん!わかったか雪名?」
人差し指をたて、まるでしつける様に雪名に言った。
「・・・・・・はい」
わかってます。
この人は酔っぱらってるだけだって。
だからって、だからって。
「よし、いい子いい子」
何なんだこの反則的なかわいさわぁぁぁ!!
そう言って本当に木佐さんは帰ってしまった。
はぁ、俺の恋人は天使じゃなくて小悪魔でしたよ・・・。
fin
PR
この記事にコメントする